体験を上手くお金にしている実例
体験って儲かる?
「体験」は交換不可能だけど、お金にはならないような気がする - Attribute=51
体験を上手くお金にしている実例あるじゃないですか。
カラオケですよ。
カラオケは現在でもきちんと売上を上げています。
これまで低調が続いた既存市場の売上が、概ね対前年値を上回る結果となりました。カラオケ利用施設の減少はなおも続くものの、1994年以来下降のカラオケ参加人口が、僅かではありますが増加傾向に転じたことは、景気拡大が業界に及ぼした影響と言えるのかも知れません
http://www.japan-karaoke.com/05hakusyo/index.html
<カラオケボックス市場の規模>
カラオケボックス市場の場合、カラオケ利用と施設利用が同義のため、施設売上の全て(飲食及び室料、その他のサービスを含む)を市場の大きさとして推定した。
カラオケ白書
平成19年3月におけるカラオケボックス施設数は全国で9,463店、ルーム数では約13万1200ルーム。カラオケ台数はルーム数と同じ13万1200台と考えられる。
今回のカラオケボックスユーザーアンケートの結果によれば、1ルーム当たりの月間売上は平均で27.71万円
また、カラオケ人口は減少しているものの、横ばい傾向にあります。
Web上に掲載されているカラオケ白書の一部分を見ているだけでも解るんですが、カラオケボックス、カラオケ提供会社共に売り上げに変化がありません。非常に安定していていると行ってよいでしょう。
あとは、ここでの著作権料が正しくJASRAC等の著作権管理団体を経由して還元されていれば良しです。調べてみたところ、著作権の支払い方法は月額で支払う場合と、1曲ごとに支払う場合があるようです。
(2) (1)によらない場合の使用料は、著作物1 曲1 回ごとに定めるものとし、
その使用料は次のとおりとする。
? 利用時間が5 分までの場合の使用料は、下表のとおりとする。
標準単位料金\人数 A B C D 500 円まで 90 円 180 円 270 円 360 円 1,000 円まで 120 円 240 円 360 円 480 円 1,500 円まで 150 円 300 円 450 円 600 円 2,000 円まで 180 円 360 円 540 円 720 円 A:10 名まで
カラオケ施設における演奏等
B:10 名を超え 30 名まで
C:30 名を超え 50 名まで
D:50 名を超え 100 名まで
1回歌うごとに安くても90円も徴収しているのであれば、十分でないでしょうか。もちろんこの徴収した金額の多くがきちんと権利者に還元されていれば万事OKですが、このあたりのデータは見つかりませんでした。だれか見つけたらトラックバックください。
カラオケ業界を参考に、動画の体験サービスも考えられないでしょうか。
結論
昔からある体験を売る実例としてカラオケがある。
カラオケ業界は縮小しているものの、横ばい傾向で安定している。
カラオケにおける1曲ごとの著作権料は90円以上(月額一定でない場合)OpenQuestion
権利者に正しく配分されているのか