なぜSBMは速報性が強くなってしまうのか

SBMはどちらかといえば速報性、即時性に重きを置いたメディア

過去記事にスポットライトを当てる個性派ニュースサイトの威力 - すちゃらかな日常 松岡美樹

別にシステム自体は新しい記事に傾斜がかかるようには出来ていない。なのに、どうして速報性が重視されてしまうのか。


注目エントリには閾値というものが存在する。閾値以上のユーザーが当該エントリをブックマークした場合、注目エントリに掲載される。ただし、一度掲載されたものは再び掲載されることはない。この閾値は変更することができるがデフォルトの3、またはページから変更できる5から変える人はそういない。


そして傾向としてあるのが、注目エントリを見た人のうちの一部が当該エントリをさらにブックマークし、「最近の人気エントリ」に載るという流れがあることだ。逆に言えば、注目エントリに載らないで人気エントリに載るのは非常に困難なのだ。


だから、一度閾値を超えてしまったエントリについては、絶対に注目エントリに載ることは無いし、再び人気エントリに返り咲くことも少ない。だから、自然と最新の記事が大部分を占める。このサービスが長い年月運用されていけばいくほど、この率は高くなると推測される。



ここまで考察するとSBMの速報性を緩和する方法も、また考えられる。



その方法とは注目エントリの閾値が異なる複数の注目エントリのRSSを取得して、これを購読することだ。
そうすれば、一つのRSSで既に掲載されたエントリに関しても再び掲載されることがある。こうすることで、一度取り上げられた記事を再度取りあがることが出来そうだ。


ちょっといい考えかもしれない。ちょっと作ってみる。

12/17 21:30追記

ためしに、Wikipedia閾値5刻みに6つつなぎ合せてみた。
注目されつつあるWikipedia記事


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