お気に入り記事に当たりはずれがある訳

俺の言いたいけど、全くまとまらないことを的確に、そしてさらに展開して頂いたんで、俺もさらに考えを進めてみます。

はてブの「お気に入りユーザー」も理屈は同じだが……

 ところで前述した私と筒井氏の関係性から、何かを連想しないだろうか? そう、はてなブックマーク(はてブ)のお気に入り機能である。

 自分と同じ記事をよくブックマークしている人を、「お気に入りユーザー」に入れておく。そうすれば「はてブ」でも、ニュースサイトと同じことが実現するはずだ。

 あとはその人のブクマ一覧を見れば、どれを読んでもおもしろいぞになると思いきや……案外、そうでもない。

 あくまで好みの問題なのだが、なぜか記事に当たりはずれがあるのだ。いったいどうしてだろう? 理由をつきとめようと前から首はひねっているが謎のままである。

あなたの「好き」を見つけてくれる個人ニュースサイトを探せ - すちゃらかな日常 松岡美樹

実は昔、ニュースサイトを作ってみたことがあります。といってもリピーター数ほぼ0のしょぼいやつでしたが。そのときに気づいたことがあります。ニュースサイトはただお勧め記事を並べているわけではないんだな、ということです。


エントリとしてまとめている最中に、その中で自分が他の人に紹介したい記事を無意識に選別してるんですよ。ほらあるじゃないですか。ある人に話題をふろうとしたときに、この人ならどんな話をすれば喜ぶだろうかって。その作業を、自身ニュースサイトの利用者に対して同様に行っているんですよ。僕のサイトを見に来てくれる人はどんな話が提供されることを期待しているのだろうと考えて紹介するページ数を無意識に絞っているんです。


しかし、はてなブックマークなどのSBMでは、その「選別」という作業がありません。自分の興味深い記事をとにかくブックマークします。そして、いったんブックマークした記事はタグ付けをしたりするものの、削除することはまず考えません。あ、これは僕の個人的な見解ですが、多くの人はこのようにSBMを使っているのではないかと思います。


このように選別をしないため、読者にとってはずれな記事もお気に入りリストには当然のごとく載ります。そのため、自分だけの「好き」な記事に当たるヒット率が下がってしまうんじゃないかなと思っています。


そもそも、僕ははてなブックマークのお気に入りという機能が良く分かりません。お気に入りに登録しているユーザーのRSSを全部RSSリーダー(Feedアグリゲーター)に登録すればお気に入りの機能をほぼ再現できるじゃないですか。再現できないのは購読者数の表示だけ。つまらん。


お気に入りから見る場合は「紹介」タグが付いたものだけ見えるとか、そういう機能が付いているほうが、ニュースサイト的な使い方をする際にはありがたいのかな、と思うところ。だれか、はてなアイデアで採用して(笑