やりたいことをやるために知識は必要

数学の知識がなくても、何も困らずに生きていけます。二次方程式だの、三角関数だの、マクローリン展開だの、一次変換だの、どれも生活には必要ない。

困ったときには電卓があるし、電卓を使いこなせなくても人に聞けばいい。今は便利な時代になったもので、わからないことがあればググればいい。

必要なのはせいぜい算数の知識です。買い物をするときに、これだけ買ったらいくらになるか。それくらいがわかれば、何も困らない。だから、数学なんて学ぶ必要がない。

誰も知らないとなるとパソコンも携帯も作れなくなってしまって困るかもしれないが、他ならぬあなたが数学が出来る必要はない

http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20080124/1201126246

逆、なんじゃないかな。

「数学の知識は社会で生きるためには必要ない」のではなくて、「社会が変化することで数学の知識がなくても生きていけるようになった」というのが正しいのではないかな。


コミュニケーションをとらずとも、死なない程度の路銀はバイトで稼げるようになりつつあるし、数学を知らなくても、レジの人は計算をごまかしたりしない。そういう意味では知識というものは必要なくなりました。


その代わり、自分がやりたい分野については膨大な知識が必要になった。ほら、今の時代プロとして生きるのは難しいとか言われるじゃないですか。漫画家でも小説家でも。そういうのって、昔なら分野を開拓しただけで評価をもらえた。今はそうはいかない。自分で何か作り上げないと全く評価してもらえないわけです。

テレビの中の人たちもコネや空気を盛り上げる能力を伸ばしていったからお金を沢山もらえているわけで。


俺はプログラマとして生きていきたいから数学は勉強し続けます。Webサービスとか立ち上げることでネットの利便性を上げる貢献をしたいから、その分お金も回収できるようビジネスモデルも関心寄せるし、Webサービスにも目を向けていきます。


知識が必要なんて言わないで。人生がつまらなくなるよ。