あなたのそのブログは、やがてあなたになる。

本年最初のエントリは自分語りしたいと思います(笑

「News」と「Index」を作成した理由はある方のインタビュー記事に感銘を受けたからです。

ただ当時はまだ、ポスターとかテレビの画面の中だけでデザインを考えていたんです。
それが途中から、画面の外、つまり駅張りされるポスターの貼られ方や時期など、状況そのものをデザインすることに頭が向かい始めた。

あたらしい教科書 広告 第3章 広告を作る人たち アートディレクター 佐藤可市和 P89

日本パッケージデザイン大賞の金賞に選ばれた時、審査員の方に「パッケージと広告は違いますか?」と聞かれたんだけど、全く同じだと答えたんです。CMというメディアがボトルっていうメディアに変わっただけで、パッケージはメディアなんだと。非常に新鮮な始点だったようで、すごく驚かれましたね。

あたらしい教科書 広告 第3章 広告を作る人たち アートディレクター 佐藤可市和 P89-90

俺も面白いエントリを書けば、ブログを活気付けられるものと信じて執筆し続けてました。もちろんそれは間違っていることだとは思いません。

ですが、ブログをトータルにデザインすることも大事なのではないか。キャッチーなタイトルを付けて、エントリの内容を充実させることだけが、ブログという媒体が出来る広告ではないのではないか、とこの記事を見て気づいて。ここからひねり出したのがNewsとIndexのアイデアです。


全てのエントリをブログそのものと結び付けられる方法は、自分がこのエントリを書いた意義みたいなものを意識することがあると思っています。それは別に書く当時は意識して無くても、生かし方というものはあるだろうと思うわけで。そういうものを取り出し、どの連載を読んでいる人に見て欲しいかを考えて、カテゴリ付けして。そして紹介まで行う。こういうことをやってみたかった。それがインデックスエントリを作った理由であります。


余談ですが、このアカウント・プランナーという業種のやる仕事の一つに近いようですね。

僕は、アカウント・プランナーの仕事は、三つの仕事に分けられると思っています。ひとつは広告のチャンスを発見する仕事。市場、商品、お客さん、社会や時代などを鑑みた中で、ブランドとお客さんの間にある新しい価値や意味、これをインサイトと呼ぶのですが、どこがこの商品の売れるところなのか、そのチャンスを発見すること。

あたらしい教科書 広告 第3章 広告を作る人たち アートディレクター 木村健太郎 P119


そして、ニュースを探すこと、これもブログの記事を書く上で重要な要素です。そして公開することも価値あることです。アンテナを伸ばしている方向を見れば、どんな方面の記事を書くだろうか想像できるわけで、そこからブロガー像というのも見えてくるんじゃないかな。ニュースを紹介することは自分を紹介することと同義なのではないかなとブログ書き始めてから思っていて、じゃあやってみようか、と。


エントリを紹介することと広告は違いますか?


ニュースを紹介することと広告は違いますか?


ブログのデザインと広告は違いますか?

あなたのその苦しみは、やがてあなたになる。
キノの旅9

広告 (あたらしい教科書 6)

広告 (あたらしい教科書 6)

本年もよろしくお願いします。