話すことと書くこと
こうして、自分の脳をブログという外部装置に出し続けることによって“スピード”が鍛えられていくと思うのです。このスピード、私は未だに苦手で、ブログではまともなことを言ってますが、実際に会って突然質問されると答えに詰まってしまうときがあります。もしかしたら、ブログを考えてから書かずに、書きながら考えているからかもしれません。書いたものを読み返して思考を深めながら記事を起こしているのですが、これを通常の会話に当てはめると発言を口にしてからそれについて考えるって形じゃないですか。でも、実際は一度口にしちゃったものを訂正できないときだってありますよね。だから本当は頭の中である程度考えてから記事を書くような方法が良いのかなと思うこともあります。
http://maname.txt-nifty.com/blog/2007/12/post_effc.html
まなめさんのBlogは半年前くらいから読んでます。こんにちは〜
話は面白いのに、いざ書くとなると面白くないという人も居るじゃないですか。どうしてこういう人がいるんでしょうか。
人間は、話すことと書くことが得意か不得意かで4種類に分けることができます。
- 話すのも得意で、書くのも得意
- 話すのは得意だけど、書くのは苦手
- 書くのは得意だけど、話すのは苦手
- 話すのも苦手で、書くのも苦手
1は伝えたいことが形に出来る人、4は言いたいことが形に出来ない、あるいは伝えたいことそのものがない人ということで納得出来ますが、2と3の差というのはの違いがどこから来るんでしょうね。考えてみます。
あ、ちなみに僕は3の人間ですので、どうしても書くことについての考察が長くなってしまいます。1,2の人、話すことについての補足、是非ともお願いします>はてブ、Blog
話すことというのは順次伝えたいことを伝えていく作業なので、前から順番に伝えたいこと処理していかなければなりません。その中で一番伝えたいことにたどり着くよう多少誘導しながら喋ることになります。また、間を空けてしまうと他人に主導権を握られてしまうのでスピードが非常に重要ということになります。
一方、書くことをは全部書きあがってから発表するので、どこから伝えたいことを処理しても良い。例えば一番書きたいところを最初に書いて、次に前提、結論を書くとか。僕はブログを書くときそうしてしまいがちだ。書くことは全体を見渡しながら伝えたいことをまとめる作業なのでしょう。
また、スピード感はそれほど求められないのではないだろうか。もちろんまなめさんが指摘されているように、ブログはスピード感を鍛える訓練なのだけれど、2,30 分とかそこいらの時間を割いて書くブログよりも、会話のほうが早いに決まっています。会話に比べたらスピード感は必要ないということです。
書くことをテーマに思い浮かべてから情報集めをするケースもあります。スピード感とはいかに自分の必要な情報を取ってくるかというのにもかかわっているのではないでしょうか。
だから2.話すのは得意だけど、書くのは苦手という人は、
- 一番伝えたいことを目指しながら順次伝えるのは得意は、
- 全体を見渡しながら伝えたいことをまとめるのが苦手
であり、3.書くのは得意だけど、話すのは苦手という人は、
- 全体を見渡しながら伝えたいことをまとめるのは得意
- 一番伝えたいことを目指しながら順次伝えるのが苦手
ということになるんだろうか。まとまらないまま終わる。