はてなブックマークとコメント&トラックバックとの住み分けを馬鹿正直に考えてみる

トラックバックについての見地を述べたので、さらに延長してはてなブックマークについても考えてみる。ほかのSBMに対しても同じことが言えるはず。

トラックバックとは相手に自分の意見や感想、想いを届けつつ、第三者に自分を見せることを重視したコメント』ということ。つまり売名行為じゃ。

http://d.hatena.ne.jp/tomity/20071128/1196261566

はてなブックマークは記事から直接見えないので批判を気軽に書いてしまいがち。だからネットイナゴなんて言葉が生まれるわけだし。これは2chを何年も使ってきたネットユーザーの悪影響なのだろうか。

しかし、冷静に考えてみると、はてブには批判を書くべきではないと俺は思う。なぜなら相手を批判するということは考えの相違があるということに他ならず、考えの相違があるのならば、きちんと相手の立場を踏まえれば議論が成り立つはずだ。ならばトラックバックまたはコメントを使うほうが有意義である。ここら辺はトラックバックとコメントの視点の違い - ブログ執筆中やまなめさんのコメントに見える3つの視点: 304 Not Modifiedを読んでいただきたい。言いたいことだけぶちまけて放置は生産的じゃないし、争いの種だ。

では、はてブには何を書くのが良いだろう。俺は賞賛を書くべきと思っている。つまり褒めろってこと。褒めることはコメントやトラックバックしにくい。大勢の人が賞賛をトラックバックで打ってしまうとトラックバック欄が満杯になって、どれが言及記事か分からなくなってしまい、トラックバックトラックバックの機能を果たさなくなってしまうことが考えられ、それを恐れて俺はトラックバックを打つことを躊躇してしまうし(俺だけ?)、日本人は人を褒めることに慣れていないので、そもそもトラックバックを打つ価値があるだけの記事すら書けないことが多いだろう。少なくとも俺はめったなことでは書けない。

一方、はてブならトラックバック、コメント欄を荒らさない。また、アクセスアップに貢献するので日本人本来?のこっそり良いことを行う精神に近い。こちらはブロガーがブログの共通目的通り自分の意見をより多くの人に見てもらいたいと思っているのならば、だが。

あなたも褒めてみよう。俺も褒めてみます。

まずはこの記事から初めてみれば如何だろうか(死

追記:タイトル間違っていたので修正しました