トラックバックとコメントの視点の違い

的確すぎ。何年もブログ書かれている方は違うなぁ。敬意を表しつつ、さらに話を展開してみたいと思います。

ウェブ上でのコメントには3つの視点がある。

1.相手に自分の意見や感想、想いを届ける
(中略)
2.第三者に自分を見せるコメント
(中略)
3.相手を第三者に見せるコメント
揚げ足取りと言えばすぐに通じるだろうか。これは特に匿名コメントで多く、自分の発言によって相手が他の人に低く見られるようにするものである。
(中略)

http://maname.txt-nifty.com/blog/2007/11/comment.html

トラックバックはコメントの一形態といえます。トラックバックはこの役割がどのように変わるのでしょうか。

トラックバックが貼られるということは、トラックバック元のブログがあるはずだ。だから、トラックバックを打つ人は完全に匿名になることは叶わない。よって3の視点で語られることはまずないのではないだろうか。あるとしてもid:muffdivingさんやid:fromdusktildawnさんくらい。

また、トラックバック先のエントリとトラックバック元のエントリの2箇所で表示されることで、より多くの人の目に晒される。さらにエントリの形で投稿するからには、ある程度の長さの文章にするだろう。このように考えると、トラックバックは2の視点を強く意識したものになるだろう。

まとめると、『トラックバックとは
相手に自分の意見や感想、想いを届けつつ、第三者に自分を見せることを重視したコメント』ということ。つまり売名行為じゃ。

日本は自分を売り込むことは悪だという風潮がいくらかあるので、トラックバックというものが流行りにくいんでしょうね。

というわけで売名行為をしているtomityなのでした。


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