フリーな人が責任に見合った権限を勝ち取るには

「自分を飛躍的に成長させる状況」と「自分が潰されてしまう状況」の見分け方 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだを読んで。

自分の意見を添えてブクマしたら、id:fromdusktildawnさんからスターを頂いたので、エントリとしてまとめてみることにする。


先のエントリは長いが、大変面白いのであとでじっくり読んでいただけると良いと思うが、かいつまんで説明すると、自分を成長させるためには、責任をおう必要があるが、受けた責任を全うするためには、それに見合った権限があればよく、逆に見合う権限が得られないのであれば、その責任は自分を成長させるどころか、破滅へ導くことになる、というお話。


規模を問わず会社であれば、上司が居る限り成立する考え方だと思う。じゃあ逆に、フリーであったり、社長、取締役などのポストについている人たちには同じ事が成立するのかどうかを考えてみました。

彼らは権限を訴える先が無いので、自分で権限を作るしかない。権限とは、使うことの出来る人材、予算等のことだから、それらを自分で集めるわけだ。

人材は特にスキルを必要としない場合もあれば、スペシャリストである必要があったりする。スキルが必要がなければ、派遣させるとか、雇えばいいわけだが、仮に派遣させたとしても、派遣会社から派遣される人も千差万別。信頼できる派遣会社から引っ張ってくる事が求められる。しかし、派遣会社が信頼できるか否かは、外部からではわからないもの。そのため、派遣会社の内部で働いている人にコンタクトをとるのが最もてっとりばやく信頼できる派遣会社を見つける方法となるだろう。スペシャリストを雇う場合も同様に信頼できる相手でなくてはならないだろう。

また、手元に十分な資金が無く、予算が足りないのであれば、投資してもらう必要がある。この投資も自分が行うことを投資家たちにプレゼンし、信頼を勝ち取らなければ出来ないことであります。これを達成するためには相手に対する自分のネームバリューが無ければ、相当苦しい戦いを挑まねばならなくなることでしょう。

そう考えると、フリーおよび社長クラスにとって、自らを成長させる責任に見合う権限をお膳立てるのに必要な事は、人脈を作ることなんだろうな、と思います。

以上、破滅へ進んだ経験あり、起業したこと無しの俺の意見でした。